阪急電鉄では,2019(平成31)年1月19日(土)に,京都線のダイヤ改正を実施すると発表した.
平日朝の通勤・通学時間帯については,7時台に梅田発河原町行き快速急行を1本増発するとともに,通勤特急2本を快速急行に変更することで,淡路に停車する列車の本数を増やし,快速急行の混雑緩和を図る.8時台と10時台の通学時間帯には,普通を増発し,沿線学生の利便性の向上を図る.6時台に河原町発梅田行き快速急行,河原町発天下茶屋行き準急を各1本増発する.さらに,上り・下りとも,桂での待避を行なわず,河原町—長岡天神間の各駅に準急・普通を先着させることで,通勤特急・快速急行の混雑緩和を図る.
平日昼間時間帯については,梅田を発車する特急・準急・の順序を変更することで,梅田での列車の停車時間を長くし,ホームでの待ち時間を短縮する.
平日夕方の通勤・通学時間帯については,17時台から21時台の河原町発梅田行き通勤特急全列車を,茨木市で準急梅田行きと接続させ,河原町方面からの利用客が,淡路駅において千里線・地下鉄堺筋線への乗り継ぎをしやすくする.
土休日については,梅田—河原町間で運転している観光特急“京とれいん”の2編成目となる“京とれいん 雅洛”を,2019(平成31)年3月から導入する.これにより,“京とれいん”は,1時間間隔で現行の4往復から7往復となる.ただし,“京とれいん 雅洛”は,現行の快速特急(停車駅:十三・淡路・桂・烏丸)として運転するのに対し,以前から運転している“京とれいん”は,停車駅を変更して快速特急A(停車駅:淡路・桂・烏丸)に変更する.なお,“京とれいん 雅洛”で運転する快速特急については,ダイヤ改正から同列車が運転を開始する2019(平成31)年3月までは,一般車両での運転となる.
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