小田急電鉄では,2018(平成30)年11月から,小田原線参宮橋駅の駅改良工事に着手すると発表した.
今回の改良工事では,『木と緑に溶け込む「杜」の玄関口』をコンセプトに,明治神宮や代々木公園といった駅周辺の環境との共生を図りながら,木の温かみが感じられ,地域住民や駅利用者から愛され親しまれる駅とする.
駅舎は,鉄骨造りの地上2階建てとし,駅舎2階部は駅務室として使用する.上下ホームの上家は,現在のスレート屋根から金属製の耐久性に優れた折板屋根に変更するとともに,上家やホーム壁面などに木材を使用することでホームの快適性を向上させる.ラッチ外コンコースは,現在の駅前空間を広くし,滞留スペースを設置する.
また,跨線橋については,外壁と階段床石を改修を実施し,女性トイレについても洋式化と手洗い場を増設する.なお,工事は2020年9月まで行なわれる予定.
写真は小田急電鉄のニュースリリースから