ポポンデッタは,JR九州305系をNゲージスケールで製品化すると発表しました.
商品は,新規金型で,6両セット・ブック形ケース付きで発売されます.動力ユニットは中間車に設定し,車両同士の連結はアーノルドカプラーで行ないます.ヘッドライト・テールライトも点灯するほか,オプションでポポンデッタ製室内灯(対応品番は後日発表)も装着できます.
上記以外の仕様については,後日詳細が発表されます.発売時期は2019年春から夏を予定しています.
※実車写真はイメージであり,製品のプロトタイプと異なる場合があります.
また,これまでに発表されている製品のうち,「南海電気鉄道30000系 こうや号」と「阪急電鉄1000系/1300系」については,製作進ちょく状況(CAD図面画像)が,2018(平成30)年9月29日(土)・30日(日)に開催される「第58回全日本模型ホビーショー」のポポンデッタブースにおいて,パネルで展示されています.このうち「阪急電鉄1000系/1300系」の車体幅については,同一の車体幅での製品化を予定しており,その値は1000系と1300系の中間の値をもとにしたものとなります.これにより両形式では「行き先方向幕の違い」「床下機器の作り分け」「車番の違い」が再現されることになります.
このほか,同社のブースでは,2018(平成30)年12月発売予定の「LED室内灯(エネルギーチャージャー付)」も展示されています.この室内灯は,内蔵のスイッチにより蓄電量が大きく,実車の照度を意識した実感的な標準モードと,蓄電量が小さく,明るさを優先した高照度モードの2つのモードを切り替えることができ,走行中のチラつきを軽減させることができるものです.青白色・黄白色・電球色の3色で,各色1本入り(850円・税抜)と7本入り(5600円・税抜)で発売予定です.なお,KATO製品に対応した「Cタイプ」から順次発売されます.
また,参考出品として,1/300サイズの車両モデルが展示されています.もとはポポンデッタでのジオラマ製作のなかで使用されていたものですが,同社スタッフの「ちょっとしたところでの飾りやコレクションに良いのでは?」との意見により,現在「ディスプレイモデル」として製品化の検討を始めているとのことです.
「第58回全日本模型ホビーショー」会場写真はすべて編集部撮影(取材協力:ポポンデッタ)