2018(平成30)年9月29日(土)・30日(日)に開催される「第58回全日本模型ホビーショー」,青島文化教材社のブースでは,1/45トレインミュージアムシリーズの新製品「電気機関車 EF66 後期型」が展示されています.
2次車と呼ばれる後期形をプロトタイプとし,開発期間約2年,取材写真3000枚以上をかけて,その勇姿が再現できるものとなっています.会場では,約1000におよぶ全パーツのうち,成形品が一堂に並べられて展示されています.
完成状態では隠れてしまうような歯車などの部品も再現されており,プラモデルならではの組立てを楽しむことができる部品構成となっています.ブレーキシリンダーなどの部品は可動状態として組み立てることも可能となっています.パンタグラフについては,可動させるとパーツを太くしてディテールを壊してしまうこともあるため,展開状態か収納状態を選択することになります.パンタグラフを美しく組み立てできるよう,治具が付属します.ナンバーについてはメタルシートによる選択式ですが,収録内容は現時点では未定とのことです.
会場では,ウェザリングを施したサンプルもあり,重量感のある下回りのディテールは,走行用のモータを装備する鉄道模型では味合うことのできない,本製品ならではの魅力と言えましょう.
写真はすべて編集部撮影(取材協力:青島文化教材社)