富山県富山市八尾地区では,2018(平成30)年9月1日(土)から9月3日(月)にかけて,江戸時代から伝わる伝統行事『おわら風の盆』が開催されています.
『おわら風の盆』の開催にあわせて,JR西日本では,観光客の利便性を図るため,高山本線の富山—越中八尾間を中心に,臨時列車の運転,定期列車の増結が実施されました.また,富山—越中八尾間で運転されている定期列車の一部が猪谷まで延長運転されました.
高山本線では,ふだん,キハ120形(1両編成または2両編成)で運転されている富山—猪谷間の定期列車が,4両編成に増結されたり,富山—越中八尾間でキハ120形(4両編成),キハ40形・キハ47形(3両編成)による臨時快速列車が運転されました.
なお,列車を混乱なく安全に運行させるために,3日間とも富山駅では,係員による誘導や,混雑が予想される時間帯に,整理券が配布されるなどの措置が取られましたが,『おわら風の盆』が開催された初日の2018(平成30)年9月1日(土)は,前日から降り続いた大雨の影響により,夕方ごろまで高山本線が運転見合わせとなり,臨時バスなど,ほかの交通機関を頼らざるを得ない状況となっていました.
写真:千里—速星間にて 2018-9-2
投稿:橋本 淳