JR九州では,2018(平成30)年8月18日(土)に開催された『第18回かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会』にともない,鹿児島本線,日豊本線,指宿枕崎線において,定期列車の増結,臨時普通列車の運転が行なわれ,817系やキハ40,47形で運用される列車においては,通常は2両編成で運転される列車でも,4両編成にされるなどの対応が行なわれました.
また,今回の花火大会に合わせて,通常は日豊本線の延岡—西都城間と宮崎空港線で運用される713系が,宮崎発西都城行6885M運用を終えたあと,西都城から国分まで回送で下り,国分より20時59分発川内行の臨時普通列車として片道のみ運転(方向幕も「川内」と表示)され,復路は川内から回送で西都城へと戻る運用が見られました.充当されたのは,713系Lk2編成とLk4編成で,併結,4両での運用となりました.
鹿児島地区では,鹿児島車両センターへの検査入場以外,なかなか713系の勇姿を見ることができませんが,こうした花火大会などでは毎年鹿児島地区での営業運用に就く姿が恒例となり,各駅ではファンによる撮影光景も見られましたが,花火からの帰途で列車を利用する乗客にとっては,ふだん見慣れない713系とあって,スマートフォンなどで撮影する場面も見られました.
写真:鹿児島中央にて 2018-8-18
投稿:冨吉 郷太