京王電鉄は,2018(平成30)年8月25日(土)から柴崎駅の列車接近メロディに,「今日の日はさようなら」を導入すると発表した.
これは「今日の日はさようなら」の作詞・作曲者である金子詔一氏が,警視庁少年課の職員だった大野重男氏とともに,ボランティアグループ「ハーモニィサークル」(現公益財団法人ハーモニィセンター)を立ち上げ,当時,大野氏の自宅があった柴崎や市立つつじヶ丘児童館などを中心に,子供会活動や若者たちと作詞作曲活動に取り組んだことにちなんだもの.
メロディは,桐朋学園大学音楽学部の教師と生徒が演奏したものを使用し,同駅の1番線(下り)用には曲の末尾部分を,また2番線(上り)用には曲の冒頭部分が使用される.
京王電鉄では,2011(平成23)年11月から沿線の駅にちなんだ列車接近メロディを導入しており,今回の「今日の日はさようなら」の列車接近メロディの導入は,11例目となる.
写真:京王電鉄9000系 編集部撮影 若葉台検車区にて 2000-12-25(取材協力:京王電鉄)
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