JR東日本では,2018(平成30)年7月21日(土),22日(日),秋田—深浦間(東能代,五能線経由)で,臨時快速“円覚寺ご開帳号”が運転されました.
これは深浦町にある春光山円覚寺のご本尊が33年ぶりに御開帳されるのにあわせて,円覚寺へのアクセス列車として運転されたもの.車両は,秋田車両センター所属の「クルージングトレイン」が使用され,専用のサボが用意されました.
この列車は,往路の東能代から深浦までは,ダイヤの設定上,単独での運転が困難であったことから,定期列車の2531Dの後部に連結する形での運転(列車番号は9531D)となったため,キハ40形一般車(ワンマン車)2両+「クルージングトレイン」という編成が見られました.「クルージングトレイン」による一般営業運用の臨時列車が,五能線で定期列車に連結して運転されるのは,2014(平成26)年7月の多客臨快速“五能線クルーズ”以来,約4年ぶりのことと思われます.
写真:沢目—東八森間にて 2018-7-22
投稿:金子 聡