川崎重工は,2018(平成30)年7月20日(金)から公開されているアニメーション映画「未来のミライ」(監督・脚本・原作:細田守/スタジオ地図作品)に登場する鉄道車両のデザインに協力したと発表した.
映画は,細田守監督による長編アニメーション映画5作目で,甘えん坊の4歳の男の子「くんちゃん」と未来からやってきた彼の妹「ミライちゃん」の不思議な出会いを通じて「家族の愛」を描いた作品.今回の協力は細田監督が細部にこだわり,この映画に登場する鉄道車両のデザインを,実車と同じデザイナーに描いてもらいたいとの思いから,各種鉄道車両を設計・製造する川崎重工に依頼があり実現した.
細田監督の「黒い新幹線」というコンセプトをもとに同社の車両カンパニーが提案した,生き物をモチーフに取り入れたデザインが採用されたほか,さらに未来をイメージし,かっこよさやスピード感を表現した「未来の新幹線」も,劇中の「未来の東京駅」の構内を演出している.
写真:川崎重工業のニュースリリースから