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横須賀線武蔵小杉駅でホームを増設へ

横須賀線武蔵小杉駅でホームを増設へ

川崎市とJR東日本は,横須賀線武蔵小杉駅などの更なる混雑緩和対策を進めていくための基本的な事項について確認し,両者で覚書を締結したと発表した.
 武蔵小杉駅では,再開発による駅周辺の人口の増加などで利用客が増加しており,混雑緩和対策として,2018(平成30)年4月に新南改札への入場専用臨時 改札とエスカレータの設置,南武線下りホームの一部拡幅工事などが完了している.今回の覚書は,さらなる混雑緩和を図るための抜本的な対策を定めたもので,横須賀線下りホーム新設(2面2線化)と新規改札口設置の整備に向けた取組みが推進される.
 横須賀線下りホーム新設は,2023年度の供用開始を目指し,事業費はJR東日本が負担する.新規改札口は横須賀線ホーム下の東京方に設置されるもので,駅構内と駅周辺の歩行者の分散化による混雑緩和と,南武線北側からのアクセス性の向上を図る.設置にかかる事業費は,川崎市が負担することを基本とする.新規改札口は横須賀線下りホーム新設(2面2線化)後に供用を開始する予定.
 両者は,設計などを通じて工期の短縮に向けた施工方法の精査を進め,早期の供用開始を目指すとしている.

図:計画の概略(川崎市・JR東日本のニュースリリースから)

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