京成電鉄では,2018(平成30)年7月から旧博物館動物園駅駅舎の改修工事に着手すると発表した
改修は,2017(平成29)年6月に東京藝術大学との間で締結された「連携・協力に関する包括協定書」にもとづく取組の一環として実施され,駅舎に新設する出入口扉に,同大学美術学部長の日比野克彦氏によるデザインを使用する.デザインは,上野エリアの9つの文化・芸術施設(上野の森美術館,恩賜上野動物園,国立科学博物館,国立国会図書館国際子ども図書館,国立西洋美術館,東京藝術大学,東京国立博物館,東京都美術館,東京文化会館)をモチーフとする.このほか,駅舎内部の漆喰,タイルなどの補修および清掃や建具の改修,駅舎外部の清掃を実施する.
工事実施期間は2018(平成30)年9月下旬までの予定で,改修工事の完成後,2018(平成30)年秋ごろを目途に,駅舎の一部を公開し,東京藝術大学と協働して,歴史的建築物の魅力を伝える展示などを行なう予定.
写真:京成電鉄のニュースリリースから