小田急電鉄では,小田原線鶴巻温泉駅の駅舎改良工事が完了し,2018(平成30)年6月23日(土)初電から使用を開始すると発表した.
鶴巻温泉駅改良工事は,秦野市が進める鶴巻温泉駅南口広場整備事業と連携して進めてきたもので,新たに各ホームに上下エスカレータ(計4基,各ホーム昇降1基ずつ)とエレベータ(各1基ずつ)を設置し,バリアフリー対応を図る.
また改札口は,これまでの南口改札を2017(平成29)年3月に設置した跨線橋の南側に移設した上で新南口改札口とし,跨線橋を利用した東西の回遊性が向上する.新南口改札口には,自動改札機3台,券売機を改札外に1台,精算機を改札内に1台設置する(北口改札口は,これまでどおり利用可能).なお,今後は,現在秦野市が整備を進めているペデストリアンデッキと新南口改札口との接続を予定しており,さらなる駅の利便性向上を図る.
秦野市と小田急電鉄では,2017(平成29)年8月に,「秦野市と小田急電鉄株式会社との小田急小田原線沿線まちづくりの推進に関する連携協定」を締結しており,今後もこの協定に基づき,両者が連携・協力し,駅の機能向上や駅を中心としたまちづくりを推進する.
写真:鶴巻温泉駅改良後の外観イメージ(小田急電鉄のニュースリリースから)