JR東日本では,MAMORIO株式会社と協力し,JR東日本の東京駅をはじめとする首都圏主要4駅において,位置情報を発信するタグ「MAMORIO」と,それを受信する「MAMORIO Spot」を利用した「お忘れ物自動通知サービス」の試験運用を開始した.
このサービスは,利用客自身による円滑な忘れ物捜索を目的に実施するもので,あらかじめ取り付けた「MAMORIO」から発信される位置情報を「MAMORIO Spot」が受信すると,専用アプリがインストールされた持ち主のスマートフォンに忘れ物の位置情報を通知する仕組.
「MAMORIO Spot」はJR東日本の主要駅4駅(東京駅,上野駅,大宮駅,千葉駅)の各お忘れ物承り所に設置され,JR東日本内での試験運用期間は,2018(平成30)年6月1日(金)から3ヵ月程度とし,試験運用を踏まえて期間継続などを検討する.
なお,このサービスは首都圏の一部路線の忘れ物に対応し,JR線の駅構内や列車内お忘れ物は,拾得された駅で一定期間保管後にお忘れ物承り所などへ集約し,その後警察の遺失物担当部署に引き渡される(拾得されてからお忘れ物承り所に届くまで,数日かかるが場合ある).
「MAMORIO」は,オンラインショップ,大手家電量販店,大手百貨店などで1個3980円(税別,MAMS-001シリーズの場合)で販売されている.
JR東日本,忘れ物自動通知サービス「MAMORIO(マモリオ)」の試験運用を開始
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