南海電気鉄道では,2018(平成30)年5月26日(土),高野線所属の1000系1001編成が千代田検車区から羽倉崎検車区へ回送されました.
同編成は1992(平成4)年の新製時から約3年間,南海本線で活躍していましたが,1995(平成7)年に高野線へ転属し,難波—橋本間および泉北線内で長年活躍していました.今回の回送は,約23年ぶりの里帰りとなり,高架区間となった泉佐野駅・泉大津—松ノ浜間と羽衣—高石間の下り線は初走行となりました.なお,この回送で南海本線へ転属したものと思われ,再び同線へ営業復帰するものと考えられます.
また,これと入れ替わるように,本線所属の1000系50番台の1051編成も同日中に,羽倉崎検車区から千代田検車区へ回送されており,こちらは高野線へ転属したものと思われます.
写真:松ノ浜にて 2018-5-26
投稿:北原 裕章