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JR東日本,川崎駅西口開発計画の本体工事に着手

JR東日本,川崎駅西口開発計画の本体工事に着手

JR東日本では,川崎駅西口開発計画について,2018(平成30)年5月から本体建設工事に着手したと発表した.
 この計画は,川崎市において1999(平成11)年12月に決定した「川崎駅西口大宮町地区 地区計画」にもとづき,JR東日本の変電所跡地および同社が取得した複数隣接地を一体的に進める市街地再開発で,今回建設される施設は,オフィス棟(高層棟:地上29階・地下2階・高さ約128m/低層棟:地上5階・地下1階・高さ約27m)とホテル棟(地上16階・高さ約59m)で構成される.
 オフィス棟は,オフィス賃貸面積が約66000㎡,基準階貸室が面積約800坪(総貸室面積...約20,000坪)で,川崎エリア最大級の大規模・環境配慮形オフィスとなる.ホテル棟は,川崎エリア最大級規模の約300室の「ホテルメトロポリタン川崎(仮称)」の開業が予定されている.
 周辺市街地との回遊性を強化するため,2階レベルにて,近隣施設と接続する歩行者デッキや歩行者専用道路などの公共施設を整備し.敷地北東から南西に通じる一連の雨除け動線を形成し,歩車分離による安全・快適な歩行者ネットワークの強化を図る.また,デッキ上には,2ヵ所の広場を設置し,地域特性や生態系を活かしたランドスケープデザインとする.なお,ホテル開業は2020年春,全体の完成は2021年春を予定している.

写真:敷地北東側から見た外観イメージ(JR東日本のニュースリリースから)

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