ゆりかもめとヤマハでは,ヤマハが開発したアプリ「おもてなしガイド」を活用した多言語対応サービスについて,八幡電気産業の技術協力のもと2019年2月下旬までの間,実証実験を実施すると発表した.
「おもてなしガイド」は,専用アプリをダウンロード・起動し,スマートフォンなどの画面をとおして,自動案内放送の日本語アナウンスを,多言語に翻訳された文字としてリアルタイムに確認できるサービス.これにより,訪日外国人はじめ,音を聞きづらい利用客もインターネットに接続することなく,放送内容を文字で確認することができる.
今回の実証実験では,ゆりかもめの車両のうち第31編成および第33編成(いずれも7300系)を対象に行ない,対象2編成の車内には「おもてなしガイド」が利用可能なことを示すステッカーを掲出する.対応言語は,日本語,英語,中国語(繁体・簡体),韓国語,フランス語,スペイン語,ドイツ語, タイ語,タガログ語,ベトナム語,マレー語,インドネシア語の13言語となる.
写真:ゆりかもめ7300系 編集部撮影 車両基地にて 2013-3-22(取材協力:ゆりかもめ)