南海電気鉄道では,加太観光協会および磯の浦観光協会と共同で実施している「加太さかな線 プロジェクト」の一環として,加太線で運転している観光列車「めでたいでんしゃ」の名前を決定したと発表した.
ピンク色の「めでたいでんしゃ」については,名前を「さち」とし,車両の外装や内装にハートのモチーフを採用し,縁起が良く,幸せ(さち)を運んでくれる,かわいい女の子の電車であるというところから採用された.
また,水色の「めでたいでんしゃ」については,名前を「かい」とし,加太線沿線の青くきれいな海(うみ/かい)を連想させ,道を開(ひら/かい)いていく元気な男の子の電車であるというところから採用された.また,「さち」と「かい」のなまえをあわせると「海の幸」になり,加太線沿線の豊かな海もあらわしている.
名称の募集は,2018(平成30)年3月から4月まで行なわれ(鉄道イベント2月25日掲載記事参照),応募総数は,895人(ピンク色:890件・水色:891件)となった.選考は,南海電鉄社員で構成された「めでたいでんしゃ」おなまえ選考委員会で行なわれている.
写真:南海電気鉄道のニュースリリースから