JR北海道は,2018(平成30)年4月5日(木),新形軌道検測車マヤ35形を報道陣に公開した.
マヤ35-1は,在来線用の高速軌道検測車であるマヤ34形を置き換えるために導入された事業用客車で,けん引は,キハ40形気動車または機関車で実施する.車両外観は,北海道新幹線H5系と同系色のグリーンをベースに,線路沿線を彩る紅葉のオレンジ色,雪原の白色をイメージした配色となっている.
測定方法を変更することにより,これまで実施できなかった積雪時での軌道変位の検測が可能となっているほか,線路状況を撮影する画像処理装置が搭載されている.また,構造物との離れを人が定規で測定していたものを,光波により連続かつ自動で測定することが可能となっている.
写真はいずれも加藤 勝撮影 札幌運転所にて 2018-4-5(取材協力:JR北海道)