阪急電鉄では神戸線用5000系のトップナンバー編成である5000編成が,2018(平成30)年4月4日(水)ごろから神戸本線で営業運転に復帰しています.
同編成は,2018(平成30)年3月上旬ごろから,検査のため,正雀工場に入場していましたが,支線への転属にともなう編成短縮は行なわれず,3月30日(金)に,8連のまま京都線の正雀—桂間で検査明け試運転が行なわれ,4月2日(月)に正雀から西宮車庫へ回送されていました.5000系が8連で検査出場するのは,今回が最後になるのではないかと思われます.
現在,神戸本線の5000系は,相次ぐ1000系の増備などにともない,神戸本線の運用からの撤退が進められ,支線への転属が順次行なわれており,現在も神戸本線に残る8連の5000系は,5000編成と5001編成の2本を残すのみとなっています.5000編成については,2018(平成30)年4月7日(土)から6月30日(土)まで,5000系デビュー50周年記念ヘッドマークと,登場時から1992年まで掲げていた旧社章を掲出し,「5000系車両誕生50周年記念列車」として運転される予定で,また,5001編成については,同期間,「神戸高速線 開通50周年」記念ヘッドマークが掲出される予定となっています.
写真:岡本—芦屋川間にて 2018-4-4
投稿:井上 遼一