ゆりかもめは,2018(平成30)年秋に新形車両7500系を導入すると発表した.
7500系は,7300系で採用している,オールロングシート,バリアフリー設備などを受け継ぎつつ,より利便性,快適性を向上したものとなる.
車内設備については,すべてのドア上部に案内表示および広告画面(2画面)を設置する.また,送風機を1両あたり2台新設し,とくに混雑しやすいドア付近の車内空調の改善を図る.
バリアフリー設備については,ドア付近の握り棒の形状を変更し,足が不自由な乗客が少しでも立ち上がりやすいように考慮するほか,つり手を増設する.また,車椅子スペースは,手すりの二段化と,車いすスペースであることをより分かりやすくなるよう,床面に掲示する.
このほか,前面窓の映り込みを低減し,前方の眺望を向上させる.自動運転灯を新設し,自動運転,手動運転の識別を外から確認できるようにする.
7500系は,2018(平成30)年秋に1編成を導入後,2020年6月までに計8編成を導入し,1999(平成11)年から運用している7200系を置き換える.
写真:ゆりかもめのニュースリリースから