小田急電鉄と駐車場事業・カーシェアリング事業を行なうタイムズ24では,2018(平成30)年4月10日(火)から,「レール&カーシェア」を開始すると発表した.
小田急電鉄の二次交通手段充実による鉄道利用のさらなる促進と,タイムズ24の公共交通と連携した二次交通手段としてのカーシェアリングサービス拡充という両社の狙いが合致したことにより,この連携が実現した.
サービスは,交通系ICカード「PASMO」を利用して小田急線の指定駅まで乗車した後,小田急電鉄が保有する指定の駐車場からカーシェアリングサービス「タイムズカープラス」を利用すると,同サービスの料金が割引になるというもの.
この取り組みは,首都圏の鉄道会社では初となり,小田急線成城学園前駅や新百合ヶ丘駅,小田原駅など12駅で連携を開始する.また,このサービスは,利用客の移動利便性向上とともに,環境負荷の軽減や,交通渋滞の緩和にもつながると期待される.
今後は利用状況に応じて,小田急が沿線に保有する各駐車場へのカーシェアリング車両配備や,その場でタイムズカープラスの入会手続きが完了する無人入会機の設置を推進する.
写真:(左)千歳船橋第1駐車場,(右)小田原第2駐車場(小田急電鉄ニュースリリース,PDFファイル)から