JR西日本では,2018(平成30)年3月30日(金)から,訪日外国人の利用が多い駅に,パナソニック製のメガホン形多言語音声翻訳サービス「メガホンヤク®」のソフトウェアをタブレット端末の「TOUGHPAD」に搭載し,駅構内の放送設備に接続した「多言語音声翻訳放送システム」を導入すると発表した.
システムは,あらかじめ登録した定型文を,駅係員が選択して再生し,駅のコンコースやホームに,列車・のりば・乗換え案内のほか,異常発生時の遅れ・運転見合わせ・のりば変更案内や注意喚起などを英語・中国語・韓国語で放送するもの.
今回導入される駅は,京都,西九条,ユニバーサルシティ,天王寺,姫路の5駅で,今後も導入駅を拡大する予定.なお,多言語音声翻訳放送システムの導入は,国内初(2018年3月9日現在)とのこと.
写真:システムの画面イメージ(JR西日本のニュースリリースから)