伊賀鉄道では,2018(平成30)年3月17日(土)にダイヤ改正を実施すると発表した.
今回の改正では,上野市発伊賀上野行きの始発列車を,平日で11分,土休日で2分繰り上げるほか,伊賀上野発上野市行きの始発列車を平日で4分繰り上げ,土休日では1分繰り下げる.また上野市発伊賀上野行きの最終列車を,平日で2分繰り下げ,土休日で2分繰り上げる.
伊賀上野—伊賀神戸間直通列車については,改正前と比較して平日で10本増の上下29本,土休日で6本増の上下27本とし,上野市での乗換えを解消する.さらに,同日に変更される,近畿日本鉄道およびJR西日本のダイヤにあわせた時刻調整を実施する.
なお,今回の改正にあわせて,新駅「四十九(しじゅうく)」駅が開業し,上野市—伊賀上野間を運転する全列車が停車する.同駅は,桑町駅から0.7km,猪田道駅から1.5kmに位置し,ホーム1面(長さ47m)とホーム上家(2両分)のほか,待合スペースやバリアフリー対応スロープを備える.
写真:「四十九駅」整備事業の進捗状況(平成30年2月15日現在).手前が伊賀神戸方,奥が伊賀上野方.(伊賀鉄道提供)