JR北海道では,地域と連携し沿線の活性化に取り組むために,同社で所有しているキハ40形一般気動車4両を「北海道の恵み」シリーズ車両として改造し,運転すると発表した.
この車両は,道北,道東,道南,道央の北海道の各エリアの特色をイメージした外装とし,それぞれ「道北 流氷の恵み」,「道東 森の恵み」,「道南 海の恵み」,「道央 花の恵み」の列車愛称を使用する.
車内は,床や座席の背もたれに木目材料を使用,座席シート生地の変更やフォトフレームを設置.2018(平成30)年3月下旬以降,「道北 流氷の恵み」を皮切りに,各エリアにて定期列車として順次営業運転を開始する.
なお,2018(平成30)年はヘッドマークシールを「北海道150年ロゴ」入り特別バージョンとして運転するほか,臨時列車としての運行や既存の車両を使用した沿線企画も予定されている.
写真:JR北海道のニュースリリースから