JR東日本新潟支社では，新潟市と共同で進めている新潟駅付近の連続立体交差事業（高架化）について，このほどその第1次開業を2018（平成30）年4月15日（日）とすると発表した．高架化にともない，4月14日（土）には線路切替工事にともなう一部列車運休とバス代行運転を実施するほか，4月15日（日）には，新潟駅発着列車を中心としたダイヤ改正をあわせて実施する．
　4月14日（土）の列車運休については，特急“いなほ”が，1・5・7号以外は全区間で運休とし，代替として豊栄—酒田・秋田間に臨時快速列車が設定される．特急“しらゆき”は，新津—新潟間で運休し，このうち7・10号は新津発着として運転，1・3・5・2・4号は，新津—新潟間を臨時快速列車として運転する．このほか，9号は新津—越後石山間を臨時普通列車として運転する．
　バス代行区間は，信越本線では，新潟—越後石山間（バス代行...新潟—亀田間）で22時ごろから終電まで実施，白新線は，新潟—東新潟間（バス代行...同区間）で始発から終電まで実施する．また，白新線上り列車の東新潟通過に対応し，始発から21時30分ごろまでは，大形→東新潟間（上りのみ）にバスを設定するほか，特急“いなほ”運休にともない設定される豊栄発着の臨時快速列車にあわせて，新潟—豊栄間に直通代行バスを設定する．越後線は，新潟—白山間（バス代行同区間）で10時30分から終電まで実施する．
　切替工事後の4月15日（日）始発からは，，在来線高架ホームの2・3・4・5番線の使用を開始し，地上ホームの1・2・3・4番線を廃止する．なお，地上ホームの8・9番線は，引き続き使用する．また，在来線高架ホームの5番線と新幹線11番線は，同じホームでの乗り換えを開始する（鉄道ニュース2017年12月15日掲載記事参照）．
　なお，詳細は決まり次第，駅ポスター，ホームページなどで案内される．

写真：新潟駅高架化のイメージ（JR東日本新潟支社のニュースリリースから）