肥薩おれんじ鉄道は,2018(平成30)年3月17日(土)にダイヤ改正を実施すると発表した.
今回のダイヤ改正では,八代駅の朝の通勤通学列車を1本増発するほか,川内駅からの夕方の通勤通学時間帯に発車する上り列車を1時間1本体制とする.利用客の多い八代発の19時台の下り列車については,1両から2両に車両を増やすことで車内の混雑緩和を図る.ただし,車両の運用の都合上,八代発17時台の下り列車を2両から1両に変更する.
また,夕方の下り列車の出水駅での停車時間を見直すほか,乗客アンケートの結果から,帰宅時間帯の出水駅での接続時間を平均21分間から7分間に短縮する.
観光列車「おれんじ食堂」については,出水市出身の坂井宏行氏(レストラン「ラ・ロシェル」店主)の監修による食事をダイヤ改正前日の3月16日(金)の便から提供するほか,「おれんじ食堂」のメインである2便・スペシャルランチのメニューも坂井氏による監修となる.坂井宏行氏による監修期間は1年間で,季節により年4回のメニュー監修となる.
また,1便および4便については料理内容の変更にともなう価格変更など,各便料理の見直しを行ない,商品力アップによる訴求力の向上を図る.このほか,3月17日(土)からは,2便の川内駅到着後の新幹線乗換時間を短縮する.
肥薩おれんじ鉄道,3月17日のダイヤ改正内容を発表
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