JR東海は,2018(平成30)年3月17日(土)にダイヤ改正を実施すると発表した.
東海道新幹線では,「N700A」の新車投入が進んでいることから,最高速度285km/hで運転する列車が増え,所要時間が短縮される.
在来線では,特急“ひだ”について,午後に名古屋を発車する列車を概ね2時間間隔での運転とするほか,最終列車の時刻を繰り下げる.特急“あさぎり”は,列車名を特急“ふじさん”に変更し,運転時間帯も変更される.
東海道本線の刈谷—名古屋間では,土休日の朝に列車が増発される.中央本線では,名古屋到着22時以降の上り列車を最終列車まで10分間隔での運転とし,最終列車の時刻を繰り下げる.武豊線では,土休日のみ運転している快速を区間快速に変更し,武豊線内を運転するすべての列車の停車駅が統一される.東海道本線の掛川駅では,東海道新幹線との接続が改善される.
また,名古屋駅では,中央新幹線の工事にともない,東海道本線2番線の使用が一定期間停止となる.このほか,各線で列車の時刻や運転区間・行先などの変更が行なわれる.
写真:N700系1000番台「N700A」 編集部撮影 JR東海・浜松工場にて 2012-8-21 (取材協力:JR東海)