京急 新1000形17次車は全面塗装車に

京急 新1000形17次車の外観イメージ

京急 新1000形17次車の外観イメージ

京急 新1000形17次車の車内イメージ

京急 新1000形17次車の車内イメージ

京浜急行電鉄では,2018(平成30)年1月から営業運転開始を予定している新1000形の17次車について,全面塗装とすると発表した.

 新1000形は,2007(平成19)年に登場した6次車から,ステンレス車体として増備が続けられ,先頭部のみ普通鋼に塗料を用いて塗装し,そのほかはフィルムを貼り付ける手法に変更することで,従来の赤い電車のイメージを継承してきた.
 近年,鉄道業界ではこのような無塗装・フィルム貼りのステンレス車両が主流となっているが,17次車からは,あえて全面塗装(エナメル塗装)とすることで,ドア周りや窓枠まで赤と白を基調とした「京急らしさ」を表現している.同社の新造車としては,新1000形5次車以来,11年3ヵ月ぶりの全面塗装車両であり,ステンレス車の全面塗装は関東の大手私鉄では初めての試みとなる.
 車内は,16次車の仕様に準じたものだが,車内の情報提供装置(LCD)を2画面に拡大し,従来の路線案内や乗入れ先の路線などを2画面で表示することで,乗客に対してより詳細な情報を案内する.さらに,4言語(日・英・中・韓)表記やピクトグラム(路線記号)表示により,増加する訪日外国人利用客の利便性向上を図る.
 17次車は6連2本,8連3本が導入予定で,6連は2018(平成30)年1月,8両編成は2月から営業運転を開始する予定.なお,8両編成については,京急の創立120周年にあわせ,車両番号は1200番台を使用する.

写真はいずれも京浜急行電鉄のニュースリリースから

掲載

鉄道ファン2019年3月号