JR東日本では,2017(平成29)年11月22日(水),E353系量産車の報道関係者向け試乗会が開催された.
試乗会に使用されたのは,基本9両編成のS102編成(クハE353-2+モハE353-502+モハE352-502+モハE353-2002+サハE353-2+サロE353-2+モハE353-2+モハE352-2+クハE352-2)で,新宿—大月間を往復した.
E353系の量産車では,室内に,量産先行車にはなかった荷物置場が1・3・5・7・9・10・12号車に設置されている.また,動揺防止制御装置は量産先行車では1・4・9・12号車のみの装備だったが,量産車では全車が装備している.さらに,車体間ダンパは量産先行車では各車両間に設置されていたが,量産車には設置されていないなどの変更点が見られる.
E353系量産車の詳細については2018年2月号の「新車ガイド」で紹介する予定.
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