福井県・永平寺町・パナソニック,廃線跡を活用した自動運転車両走行の実証実験を実施

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2017年11月16日掲載
福井県・永平寺町・パナソニック,廃線跡を活用した自動運転車両走行の実証実験を実施

福井県と永平寺町はパナソニックと共同で,永平寺町にある遊歩道「永平寺参ろーど」を活用した自動運転車両走行の実証実験を2019年3月末日まで実施すると発表した.
 「永平寺参ろーど」は旧京福電気鉄道永平寺線の廃線跡を活用した遊歩道(全長約6km)で,永平寺町が国と福井県の支援を受け,自動走行実証実験用のオープンラボと位置づけて整備を行なっている.また,「永平寺参ろーど」沿線には,大本山永平寺や少子高齢化が進行している集落があり,鉄道廃線後の交通手段の確保など,地域の課題やニーズに対応できる自動走行車の有効活用について検証を実施する.
 一方,パナソニックは,これまで,社内の車両試験場(神奈川県横浜市)や京阪奈地区構内(京都府相楽郡精華町),門真地区構内(大阪府門真市)で検証を重ねてきた自動運転技術を用いて,今回初めて公道に準ずる環境で自動運転走行システムの検証と,自動運転EVコミューターの実用化に向けた有効活用の検証も実施する.
 2017(平成29)年11月現在までに,さまざまな環境(樹木,家屋,高架下)における自車位置測位やカメラ検知などの動作検証,障害物回避や道路脇からの歩行者侵入に対する制動検証,クラウドサーバーを使用した車両管制システムの動作検証を実施しており,今後は,2018(平成30)年4月から2019年3月末日まで,「永平寺参ろーど」全線で自動運転車の走行試験を不定期で行ない,自動運転技術およびモビリティサービスの実用化に向けた検証を実施する.

写真:「永平寺参ろーど」を実証実験走行中の自動運転EVコミューター(パナソニックのニュースリリースから)