近畿日本鉄道では,五位堂検修車庫に定期検査で入場していた2800系2802編成(AX02)のうち,モ2802のパンタグラフのみ,下枠交差形に交換され,出場試運転を経て所属の明星車庫へ回送されました.
この編成はモ2852に2基,モ2802に1基と合計3基のパンタグラフが搭載されていますが,モ2852は従来装備していたひし形のままとなっています.
2800系では編成すべてでパンタグラフをひし形から下枠交差形に交換した編成はL/Cカーの2811編成(AX11),2813編成(AX13)と2両編成の2814編成(AX14)がありますが,2種類が混在した姿は検査前と比べて異彩を放っています.
写真:松阪にて 2017-11-6
投稿:瀬川 幸久