JR東日本秋田支社は,秋田県男鹿市と共同で,2018(平成30)年7月の開業に向けて,男鹿駅南側に建設が進められている(仮称)男鹿市複合観光施設にあわせて,男鹿駅整備を行なうと発表した.
男鹿駅については築78年が経過し,建物の老朽化が進行していること.また現在の乗降ホームはこ線橋もなく,旅客通路は線路横断が必要なことなどから,駅舎を西側から終点側(南側)に移転し,整備する.これによりホームと駅コンコースが平面的につながり,スムーズな乗降の確保と安全の向上が図られる.
また,新駅舎の建物規模は約235㎡で,『屋上テラスのある駅「寒風山を眺望できるパノラマビュー」』をデザインコンセプトとし,観光案内所も設置されるほか,屋上テラスを設置し,複合観光施設と連携した男鹿観光の新たな拠点化を目指す.あわせて「学習体験線区」の位置づけの一環として,新たに整備する男鹿駅は省エネなどを推進する駅として,二酸化炭素の排出量削減を目指す.
駅舎の移設時期は,(仮称)男鹿市複合観光施設の開業に合わせた2018(平成30)年7月に実施される予定.
画像:JR東日本 秋田支社 プレスリリース(PDFファイル)から