東京地下鉄では,現在,一部の車両のみで提供している訪日外国人向けの車両内無料 Wi-Fi サービスを,2020年夏までに,東京メトロ全路線全保有車両へ導入すると発表した.
車両内での無料Wi-Fiサービスは,すでに稼働している銀座線1000系(一部編成)と日比谷線13000系に加え,2017(平成29)年10月末からは東西線,11月からは千代田線,2018(平成30)年度中に丸ノ内線(新形車両)へ順次導入し,そのほかの路線も含め,2020年夏までに東京メトロ全保有車両に導入される予定.
無料Wi-Fiサービスには,「Metro Free Wi-Fi」および「Japan Connected-free Wi-Fi」 と,「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」がある.「Metro Free Wi-Fi」および「Japan Connected-free Wi-Fi」は,1回の利用時間が3時間だが,回数制限はない.東京メトロのブラウザで個別に利用登録するほか,エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社が提供する認証アプリ「Japan Connected-free Wi-Fi」で一度利用登録をすることで利用できる.また,「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」は,利用時間の制限はなく,株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレスが提供する訪日外国人向け無料アプリ「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」を通じて利用できる.
なお,上記無料Wi-Fiサービスは,それぞれのステッカーが貼付されている車両において利用できる.
東京メトロ,訪日外国人向け車両内無料Wi-Fiサービスを拡大
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