JR西日本では,2018(平成30)年3月から,近畿エリアの12路線,のべ300駅に「駅ナンバー」の一斉導入を予定しているが,このほどJR京都線の駅で,駅ナンバー付きに変更した「ひらがな駅名標」が確認された.
JR西日本の「駅ナンバー」は,「路線記号・ラインカラー」とセットに行なわれている「駅ナンバリング」展開方針の一環で,一斉導入後は,「ひらがな駅名標」のほか,WEB路線図や新形券売機,車内案内表示器,車内自動放送など,降りる駅の情報補完を目的としている.
また,「駅ナンバー」を,訪日外国人に対する付加サービスと位置付け,表示による案内だけではなく,海外向けホームページの案内情報の充実と,駅・車内からQRコードによるWEBページへの誘導とを組み合わせることで,訪日外国人が,出発前でも,近畿エリアに到着後でも,スマートフォンなどの端末を活用しやすい環境を整える.
写真:山本 直弘(記事:編集部)