JR四国は,2600系特急形気動車について,12月2日(土)から高徳線の特急“うずしお”で営業運転を開始すると発表した.
2600系で運転されるのは,“うずしお”9号(高松11:07発→徳島12:13着),14号(徳島12:24発→高松13:31着),15号(高松14:12発→徳島15:20着),20号(徳島15:28発→高松16:32着),21号(高松17:15発→徳島18:23着),26号(徳島18:30発→高松19:37着)の3往復6本.車両の検査などにより,N2000系・2000系で運転する場合がある.
なお,車体傾斜に空気ばね方式を採用した2600系については,これまで実施した走行試験の結果,連続する曲線が多い土讃線において,空気ばねの制御に多くの空気を消費するため,空気容量の確保に課題があることが判明した.JR四国では,今後新製する特急気動車については,2600系をベースとし,車体傾斜にこれまで実績のある振子方式を採用するとしている.
写真:JR四国2600系 編集部撮影 高松運転所にて 2017-2-17(取材協力:JR四国)