東京メトロと東京都交通局は,九段下駅における東京メトロの東西線・半蔵門線と都営新宿線のさらなる利便性の向上施策として,3線共通改札口の設置と乗換エレベータの整備,および駅の環境整備の工事を開始すると発表した.
地下3階に設置している既存改札口4ヵ所(半蔵門線・新宿線)を撤去するとともに,地下2階の改札口2ヵ所(東西線)を移設し,3線共通改札口とする.このため,改札口を出ることなく,東西線と半蔵門線,新宿線との乗換えが可能となる.
また,九段坂側に地下4階(半蔵門線・新宿線ホーム)から地下3階コンコース,地下2階(東西線ホーム・改札口)に乗換エレベータを3基整備する.このため,エレベータ利用の場合でも,地上を経由しないで東西線(中野行き方面)と半蔵門線,新宿線との乗換えが可能となる.なお,これら新設の改札口と乗換エレベータの供用開始は2020年3月末の予定.
このほか,天井パネル改修,各種設備の更新などの工事もあわせて実施し,2025年3月末までに工事を完了する計画.
東京メトロ・東京都交通局,九段下駅の乗換え改善工事を開始
label