大阪市交通局では,地下鉄事業の株式会社化にあわせて,2018(平成30)年4月1日(日)から,地下鉄乗務員,および技術作業員の制服を一新すると発表した.
両方の制服に共通している特徴は,「安全,信頼感,親しみやすさというコンセプトのさらなる追及」,「洗練性の向上や仕事のしやすさ」を両立させたデザインとなっていころである.そして,関西屈指の鉄道会社として成長していく姿,また,市民・利用客へのサービスをさらに向上させ,大阪の発展へのさらなる貢献や,社員の成長に向けた使命感をより一層高めることを目的としている.
地下鉄乗務員向けの制服は,冬服を凛とした印象と信頼感のあるダークネイビーのスーツスタイルで,誠実さを感じさせる三つボタンのジャケットにし,袖口にはグリーンとゴールドのラインを加え,識別性を高めるとともに品格のあるデザインとした.また,夏服は,爽やかさを感じさせるサックスブルーをメインカラーに,胸ポケットと袖口にグリーンのラインをアクセントとして加えた.
また,技術作業員向けの制服は,落ち着きのあるグレーをメインカラーに,その濃淡で全体を構成し,汚れの目立ちにくい配色を考慮したほか,ズボンには膝あて布を配し,耐久性を高めている.このほか,防寒服は蛍光イエローを使用することで視認性を高めるとともに,現場の意見を取り入れた大きめのポケットを採用し,収納性が高いものとした.
なお,制服の着用開始となる2018(平成30)年4月1日(日)には,地下鉄御堂筋線梅田駅で愛称・ロゴも初披露するほか,新会社の船出を記念したセレモニーも開催される.
写真はいずれも大阪市交通局の報道発表資料から