西日本鉄道は,太宰府観光列車「旅人(たびと)」の車両およびデザインをリニューアルし,2017(平成29)年9月16日(土)から営業運転を開始すると発表した.
「旅人」は,8000形を改造して2014(平成26)年3月22日(土)から営業運転を開始したが,今回,使用している8000形車両が製造から29年が経過したことから,3000形5両を新たに改造して投入する.
外装は8000形「旅人」の太宰府の観光名所のデザインから一新され,太宰府の名所・四季を絵巻風にデザインしたものとなる.内装は8000形「旅人」で車両別に設定していた開運テーマを改め,『健康長寿』『安産』『厄除け』『家内安全』『学業成就』の5つの願いを込め,和文様で表現される.また,全車両に開運カード(車両ごとにテーマ・デザインが異なる),3号車には「祈願箱」と「乗車記念スタンプ」を設置し,目的地に行くだけでなく移動中も楽しめる列車とする.
なお,8000形「旅人」は,2017(平成29)年9月16日(土)をもって営業運転を終了し,当日は,8000形「旅人」から3000形「旅人」への引継式を福岡(天神)駅にて実施する.
写真はいずれも西日本鉄道のニュースリリースから