JR貨物がDE10形・DE11形ディーゼル機関車の置換え用として開発し,新鶴見機関区に配置されている,新形電気式ディーゼル機関車DD200形の試作車DD200-901が,2017(平成29)年8月21日(月)・23日(水)の未明に,東京貨物ターミナル—西湘貨物間で本線試運転を実施しました.
折返しの行程上,DD200-901+コキ+コキ104-168+コキ+EF210の編成で,21日はEF210-135,23日はEF210-142が東京方に連結されたプッシュプル編成での試運転となり,DD200-901は往路のみ先頭に立ちました.
すでに,新鶴見機関区構内や東京貨物ターミナル内で走行試験やけん引試験などを実施している901号機ですが,本線での試運転は今回が初めてで,各種データ測定用のZX45-A1/A2形コンテナ(通称:リサーチキャビン)が編成中間のコキ104-168に搭載されていたほか,下り列車で先頭となるDD200-901の2エンド側台車の車輪は脱線係数測定車軸(PQ車軸)に交換されて試運転に臨んでいました.
写真:東京貨物ターミナル付近にて 2017-8-21
投稿:宮内 巧