東急電鉄では,スマートフォン向け公式アプリ「東急線アプリ」のリニューアルを2017(平成29)年8月21日(月)から行なうと発表した.
今回のリニューアルでは,新たに駅への入場規制や車両別混雑度に関する情報発信機能,および「駅視-vision」配信駅,配信改札口の追加が実施される.
駅入場規制情報表示機能は,荒天などのため列車の運行が乱れた際に,ホームなどが混雑し入場を規制している場合や,入場規制が予想されそうな混雑が発生している場合に,アプリ内に表示する業界初のサービスとなる.また,よく利用する駅を「マイ乗降駅」に登録しておくと,その駅で入場規制が行なわれた際にリアルタイムでプッシュ通知されるほか,各駅の「駅視-vision」画面でも入場規制が行なわれている具体的な改札口が表示される.ただし,こどもの国線は未対応となる.
車両別混雑度表示機能は,平日の田園都市線で,トップページの「マイ乗降駅」に表示される次の電車の到着時刻をタップすると,到着する電車の車両別混雑度が6段階で表示される.
「駅視-vision」は大幅な遅延をともなう運行支障発生時に,駅の混雑状況などを可視化し,リアルタイムで確認可能とすることで,利用客の行動判断の援助や負担軽減を図る機能であり,今回,配信駅を新たに4駅(妙蓮寺,梶が谷,宮崎台,青葉台)を追加するとともに,現在配信中の2駅(日吉,三軒茶屋)の配信改札口を追加する.
写真上:左から「東急線アプリ」の通常時トップ画面,入場規制時,車両別混雑度表示
写真下:「駅視-vision」のイメージ(いずれも東京急行電鉄のニュースリリースから)