JR四国では,2017(平成29)年3月から高知県を中心に開催中の『志国高知 幕末維新博』に関連し,2017(平成29)年9月23日(土祝)から運転する“志国高知 幕末維新号”のデザインを発表した.
使用車両はキハ185系(1両)+キクハ32形(1両)の2両編成.列車の外観には幕末を彩った歴史群像や,坂本龍馬をはじめとする土佐の志士たちをイメージしたラッピングをする.運転区間は高知—窪川間で,下り列車(高知駅→窪川駅)は“志国高知 幕末維新 龍馬立志の巻”号,上り列車(窪川駅→高知駅)は“志国高知 幕末維新 日本の夜明けの巻”号として運転する.
列車内では車掌による沿線案内や沿線高校生による車窓ガイド・車内販売のほか特製弁当の販売,記念乗車証の配布など,車内イベントを実施する.また,車内でお配りする記念乗車証(乗車前に特典を受ける場合は利用する幕末維新号の指定席券)の提示で,沿線施設での特典を利用できるサービスも予定している.
なお,運行初日の9月23日(土祝)には,下り“志国高知 幕末維新 龍馬立志の巻”号の出発前に,高知駅において出発式が開催される予定.
写真:“志国高知 幕末維新号”のデザイン(JR四国のニュースリリースから)