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特集 211系顔の電車たち
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阪急十三駅で昭和30年代の乗り場案内が発見される

阪急十三駅で昭和30年代の乗り場案内が発見される

阪急電鉄では,十三駅構内の地下道の改装工事により,壁から昭和30年代の乗り場案内が,2・3号線,4・5号線の階段下の計4ヵ所で姿を現わしました.
 この地下道の新設工事は1955(昭和30)年12月31日竣工.3号線の案内に京都方面が含まれることから,1959(昭和34)年2月の梅田—十三間三複線化以前の内容と思われます.
 楷書体と,1960年代までの駅名標でも見られた指型矢印が時代を感じさせます.指形矢印は1911(明治44年)から大正期まで鉄道院・鉄道省が駅名標に採用し,阪急・新京阪鉄道などの一部の私鉄はその後も使い続けていました.

写真:十三にて 2017-2-24
投稿:高見 彰彦

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