JR東日本仙台支社は,2016(平成28)年12月10日(土)にダイヤ改正を実施すると発表した.
常磐線では,東日本大震災の影響により運転を見合わせていた相馬—浜吉田間の運転を再開する.このうち,駒ヶ嶺—浜吉田間はルートを内陸に移設し,新しいルートとなる.沿線自治体の「まちづくり計画」にあわせて,新地・坂元・山下の各駅は内陸に移設される.この再開にあわせて,相馬—亘理間で行なわれてきたバスによる代行輸送は12月9日(金)の運転をもって終了となる.
運転再開にともない,原ノ町・新地・山下—仙台間で運転を行ない,相馬—仙台間の普通列車は,震災前と同じ本数が運転される.朝夕通勤通学時間帯の列車本数と編成両数を見直し,利便性を向上するほか,東北本線・仙台空港アクセス線についても一部列車の時刻が変更される.
仙石東北ラインでは,仙台駅20:23発の下り女川直通列車の発車時刻を繰り下げ,仙台—女川間の到達時分を23分短縮するほか,仙石線でも一部列車の時刻が変更される.
このほか,東北本線では,白石—小牛田間の一部の列車を8両編成から6両編成に変更するなど,列車の編成両数の見直しも実施される.
写真はいずれもJR東日本仙台支社のニュースリリースから