2016(平成28)年9月24日(土)・25日(日)の2日間,走行中の車内で演劇パフォーマンスを行なう移動形演劇作品「サイタマ・フロンテージ」が開催され,東武鉄道南栗橋車両管区七光台支所所属の8000系8157編成が,団体臨時列車として,野田線(東武アーバンパークライン)大宮—春日部間を往復しました.同編成が営業運転に入るのはおよそ半年ぶりのことで,直前の最終リハーサルのため,9月22日(木)にも同区間で運転されました.
これは,9月24日(土)から12月11日(日)までの間,埼玉県さいたま市内各地で開催される,市民参加形の国際芸術祭『さいたまトリエンナーレ2016』の主要イベントのひとつとして開催されたもので,韓国の舞台演出家であるユン・ハンソル氏が構成・演出を手がけ,特設の音響設備や照明・小道具などが用意された列車内で,市民エキストラによる舞台公演が行なわれたほか,岩槻駅に到着時は,ホームで待機していた,さまざまな舞台衣裳を着た市民エキストラたちがパフォーマンスを繰り広げるという演出もありました.
このイベントは,10月8日(土)・9日(日)にも開催されます.
写真:七里—岩槻間にて 2016-9-25
投稿:大塚 真