JR東日本は,品川車両基地跡地内に設置する山手線・京浜東北線の品川新駅(仮称)の概要を発表した.
新駅は,田町駅から約1.3km,品川駅から約0.9km付近に設けられる.プラットホームは線路別島式2面4線で.南北2個所に改札口を設ける.
デザインは,新国立競技場や西武 旅するレストラン「52席の至福」を手がけたことで知られる隈研吾氏が行なう.日本の伝統的な折り紙をモチーフとした大屋根,障子をイメージして「膜」や「木」などの素材を活用,「和」を感じられる駅とする.駅舎東西面に大きなガラス面を設けるとともに,コンコース階に約1000㎡の大きな吹き抜けを設けることにより,一体的な空間を創出する.
本開業は,2024(平成36)年ごろの街びらき時を予定しているが,2020(平成32)年春に暫定開業する予定.
写真:品川新駅の外観(上)と内観(下)のイメージ(2枚ともJR東日本のニュースリリースから)