鉄道友の会は,阪神電気鉄道 5700系を2016年のブルーリボン賞に,JR東日本HB-E210系と四日市あすなろう鉄道 新260系を,2016年のローレル賞に選定したと発表した.
阪神電気鉄道5700系は,最新技術を導入し,標準化の流れに沿いつつ,旅客サービス向上による「人へのやさしさ」と環境負荷物質の低減による「地球へのやさしさ」の追求,をコンセプトに,各駅停車用車両に特化した性能としていることからブルーリボン賞に選定された.
写真:阪神電気鉄道5700系 編集部撮影 尼崎車庫にて 2015-6-12 (取材協力:阪神電気鉄道)
JR東日本HB-E210系は,ディーゼルハイブリッドシステム,3扉車の2両編成,ステンレス車体などにより,環境性能向上,旅客サービス向上,メンテナンスコスト低減などを具現化し,今後の地方都市近郊の鉄道輸送に大きく貢献する優れた車両であることから,ローレル賞に選定された.
四日市あすなろう鉄道 新260系は,762mm軌間の鉄道車両という厳しい条件を克服して,当節の車両として必要にして十分な内容を具えていることから,ローレル賞に選定された.