北大阪急行電鉄は,2017(平成29)年12月に創立50周年,2020(平成32)年2月に開業50周年を迎えるにあたり,9000形「POLESTARⅡ」3次車からデザインを変更し,2016(平成28)年2月下旬から営業運転を開始すると発表した.
外観は,緑地公園以北の沿線風景として馴染みがある「竹林」をテーマとし,色彩は沿線の文化的なイメージを重視し,側面上部に「菊炭色」,側面窓周りには濃いマルーン系の地色に竹柄のグラフィックとグラデーションをアレンジし,腰部は8000形「ポールスター」でも馴染みのある「マルーン」・「アイボリー」・「レッド」の3色を組み合わせている.また,先頭部は「マルーン」をベースとした配色でまとめ,全体的に「落ち着き」のあるカラーリングとする.
内装は,シート中央のスタンションポール(縦手すり)を取り,シート幅を短くすることでドア付近の立ちスペースを広げ,乗降をスムーズにするとともに,座席仕切りをなくすことで体格差に応じて座りやすくする.新しいカーテン柄は,外観と同様「竹」をテーマとし,ナチュラル系素材を多く使用することにより車内にマッチしたデザインとする.
写真:北大阪急行9000形3次車のエクステリアイメージ(北大阪急行電鉄のニュースリリースから)