台湾高雄市のLRTが本格的な試運転を開始

access_time
2015年7月28日掲載
台湾高雄市のLRTが本格的な試運転を開始

台湾南部の高雄市では,市内を一周する「高雄環狀輕軌」(LRT)の建設が進められており,第一段階として開通する西側の港湾部〜南部の区間では2016年の開通を目指して整備が進んでいます.
 このうち南部の籬仔內駅から凱旋中華駅までの4駅間については整備がほぼ完了し,2015年7月21日(火)から7月27日(月)までの7日間,日中から夕方の時間帯に30分間隔で試運転が行なわれています.
 高雄市によると,試運転の結果が良好であれば,この区間で8月下旬から「試営運」と呼ばれる試験的な営業運転を始めるとのことです.
 台湾では,戦前の日本統治時代も含め,いわゆる路面電車が存在しなかったため,このLRTが台湾における初めての路面電車となります.試運転に際しては交差点など随所に警察官が配置され,事故などが起こらないよう万全の体制が取られていました.
 高雄市で営業運転を開始するLRTは,スペインのCAF(Construcciones y Auxiliar de Ferrocarriles)社の車両が導入されました.駅で停車中に充電した電気を使って走行するため,全線において駅以外架線のないLRTとなり,注目されています.

写真:前鎮之星にて 2015-7-26
投稿:舘田 達也