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台湾鉄路管理局DR2700形の復活運転

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台湾鉄路管理局DR2700形の復活運転

2015(平成27)年6月9日(火)が「鉄路節」(鉄道記念日)の台湾では,毎年この時期の週末を中心にさまざまなイベントが行なわれています.
 6月7日(日)は,2014(平成26)年7月に定期列車としての運用を終えたDR2700形気動車が「光華再現」と銘打ち,西部幹線の彰化駅から竹南駅までを1往復しました.
 これは1966(昭和41)年に登場したDR2700形が,登場当初に使われていた「光華号」という特急列車を再現したもので,6両に組成されたDR2700形の先頭には当時と同じデザインのヘッドマークが掲げられました.
 列車は古い木造駅舎や鉄道公園の最寄り駅などに長時間停車する周遊列車として運転されました.
 定期運用終了後も大学の鉄道同好会による貸切列車などで,何度か貸切列車として運転されていたDR2700形ですが,一般客向けに座席が発売される列車は今回が初めてで,ほぼ満席での運行となり,大盛況でした.
 また始発駅の彰化では出発時に隣のホームにDT668蒸気機関車(日本のD51)も有火状態で展示されました.

写真:彰化にて 2015-6-7
投稿:舘田 達也

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