小田急グループの大山観光電鉄(大山ケーブルカー)では,1965(昭和40)年7月11日の戦後運行再開から50年を迎え,営業開始当初から活躍して来た車両(赤色の「たんざわ号」,緑色の「おおやま号」)を新造車両に更新することとなり,2015(平成27)年5月17日(日)をもって両車の運転を終了しました.終了に際しては記念のヘッドマークが取り付けられていました.
なお,運転終了の翌日5月18日(月)から9月30日(水)まで,同ケーブルは車両更新のほか,レール・枕木の交換,電気設備の改修などにより全面運休となり,10月1日(木・予定)から,小田急ロマンスカーVSE(50000形),MSE(60000形)や箱根登山鉄道の新形車両「アレグラ」(3000形)などを手掛けた岡部憲明アーキテクチャーネットワークがデザインした新形車両により運転が再開されます.
写真:阿夫利神社にて 2015-5-17
投稿:斎藤 誠